【参考】かもめ島の楽しみ方をもっと知る
当イベントが提供する「日帰り海洋体験メニュー」の他にも、かもめ島には、さまざまな海の楽しみ方があります。そのいくつかをご紹介します。

■海水浴・砂遊び
かもめ島には堤防を挟んで、2か所の海水浴エリアがあります。例年、夏休み期間(7月下旬~お盆まで)の10:00~16:00は監視員を配置し、安全な海水浴場として開設しています。期間中は足洗い場やシャワー室(冷水)が無料で利用できます。


※海水浴場開設の日程やエリアについては江差町ホームページや、江差町観光情報ポータルサイトでご確認いただけます。利用にあたっては、監視員の指示やルールに従ってください。
小さいお子さまの海との初めての出会いは、砂遊びなどの手軽で安全な入口から、いかがでしょう?
■磯遊び、タイドプール・ロックプール観察
海上遊歩道「かもめの散歩道」の先にある岩礁部や日本海に面したの千畳敷には、無数のタイドプール(しおだまり)があります。波の穏やかな日は、手軽に海洋生物観察ができます。小魚やウニ、ヒトデ、ヒラムシ、アメフラシ、フジツボ。運が良ければ岩陰に潜むタコや、深めのロックプールを回遊する魚たちにも出会えます。


※小さいお子さまには必ず保護者の方が同伴してください。
※波が高い日や満潮・大潮時は近づけないエリアもありますので、決して無理をしないでください。
※ケガをしないよう運動に適した靴やかかと付きのサンダルを履いてください。
※熱中症予防の帽子着用、脱水症状予防のこまめな水分補給など対策を推奨します。
※釣り糸に引っかかるなどの危険を避けるため、釣りを楽しんでおられる方への接近には注意しましょう。
■ネイチャーハイク&フットパス
実は、かもめ島は檜山道立自然公園でもあります。海の生き物に加えて、鳥や昆虫、植物を観察できる、新しい発見に満ちた場所です。ぜひそんな島の自然を楽しみながら、散策してみてください。
「かもめ島マリンピング」は海洋教育プログラムの一環として、子どもたちと一緒に島の自然観察を行っています。当ウェブサイトにて、その成果をまとめた「かもめ島生物MAP」「かもめ島生物データベース」を公開していますので、参考にご覧ください。


また、歴史好きの方や島の名スポットをめぐる散策を楽しみたい方は、「かもめ島歩きMAP」(PDF)をご覧ください。距離やポイントが異なる3コースが用意され、全て歩いても3キロ弱です。


■ビーチコーミング
海洋漂着物として、海岸にはいろいろな宝物が打ち上げられます。ビーチコーミングとは、これらを収集するアクティビティです。かもめ島で集められる主なものは「シーグラス(ガラス片が海流と砂で研磨され、丸く綺麗になったもの)」や「陶器片(北前船のバラスト代わりに使われ海洋投棄されたものなど)」、「鉱石や天然石(メノウ、ジャスパー、チャート、珪化木など)」「貝殻、サンゴ藻や棘皮動物類」「流木」「海外製のボトル」などがあります。


純粋にコレクションとするのも楽しみのひとつですが、クラフトの部材として楽しんでいただくのがおすすめ。例えば額縁を購入して「貼り絵アート」に挑戦したり、ランプシェードに貼り付けてみたり。貝殻と組み合わせて「デコアート」や、「アクセサリー作り」なども楽しいですよ。簡単なのはボトルに詰めて「ハーバリウム」風に楽しむ方法です。ネットでいろいろ調べてみましょう。


不思議なもので、江差町内の浜によって見つかるものは異なります。かもめ島入口の南側(開陽丸記念館側)にある「えびす浜」や、カニ釣り体験場所である「五郎兵衛浜」ではシーグラス・陶器片が。日本海に面した千畳敷ではガラス製の空き瓶。かもめ島から少し離れた繁次郎浜では、貝殻に加えて、天然石・鉱物も見つかりますよ。
潮風を楽しみながら、あなただけの宝物探しにチャレンジしましょう。
■チェアリング、ハンモッキング
ごくシンプルです。チェアやハンモックを持ち込んで、景色と開放感を楽しみます。ソロで楽しめますので、一番気軽ですね。天気の良い日にどうぞ。

※ゴミは持ち帰りましょう。
※自然公園内の樹木にハンモックやスラッグラインなどを結びつけることは禁じられていますので、自立式のツールを用意し、安全な場所でご使用ください。
■海の絶景写真を狙う
かもめ島は写真家の皆さんにとって、常にオープンな島です。高価な一眼レフカメラでなく「コンデジ」や「スマホ」で、どなたでも簡単に絶景写真が撮れます。
「日本の夕陽百選」に選ばれた日本海に沈む夕陽に、グリーンフラッシュを待ちましょう。朱が映える厳島神社は、5月に桜のピンクとグリーンを合わせると素敵な写真が撮れること請け合いです。
気軽にフォトジェニックな瞬間を提供してくれる、かもめ島。ハッシュタグをつけて投稿し、ぜひ、その魅力を拡散してください。




■「開陽丸記念館」見学
歴史ロマンがお好きな方にお勧めしたいのが、開陽丸記念館。
海底から引き揚げた軍艦「開陽丸」の遺物、約3,000点を展示する記念館です。外観は、往時の開陽丸の姿を模しています。
江戸幕府がオランダに作らせた当時最新鋭の軍艦の面影と戊辰戦争のエピソード、そして江差が誇る日本最初の水中考古学。
ここを見ずして、江差は語れません。


開陽丸記念館
入館料 :大人500円 小中高生250円(15才以上は1割引き)
開館時間:9時~17時(券販売は16時30分まで)
休館日 :4~10月は無休
11~3月は月曜および祝日の翌日、休館
※祝日が月曜の場合、翌日と翌々日は代替休館
※12月31日~1月5日は年末年始休館
※夜間の訪問は、ご注意を
島の上は、外灯や遊歩道照明がない部分が大半です。また、夜はキャンパーや周辺住民の方々が就寝しています。
「夜釣り」「天体・天の川観察や撮影」「ナイトハイク」「夜光虫が発生した際の訪問」など、かもめ島にや夜の楽しみもありますが、マナーを守って、照明などの装備をして訪問されますようお願いいたします。

